自身の髪の艶
近頃よく思うのが、髪が外見の印象に与える影響はとても大きいですね。久しぶりに会う同級生や知人の「少なくなった髪や細く艶のない髪」をみると老けたなあと感じます。
自身も若い頃の髪とすると細くなり、ぱさぱさ感が増えたように思います。加齢により髪は確実に老化していると実感しています。
以前頭皮と薄毛対策について掲載しましたが、今回は専門家の方の髪の艶を取り戻す方法を掲載しました。「髪は手を掛けた分だけ応えてくれる」そうです。この言葉を信じてもう少し頑張りましょう。
ここからは、カネボウ化粧品「ヘアケアの方法等を提案する美容情報開発担当」の鈴木恵子さんの(61)のお話です。
髪の艶がなくなる原因
「あまり言われませんが、髪は白髪以外の形でも老化します。」「毛量が減るのも、髪が細くなるのも、コシがなくなるのも髪の老化。遺伝的な要素が大きく、個人差はありますが、30歳ころから始まると言われています。」と語る。
鈴木さんが、一番に勧められるのは「艶を取り戻すこと」だそうです。加齢で髪は細くなり、細かくうねった毛が増える。一本一本の髪が健康で均一だと美しい艶が出るが、細かったりうねったりといった形状のばらつきは光を乱反射させ、艶が出なくなる。
また、白髪が増えたり毛量が減ったりするため、染めたりパーマをかけたりする機会が増える。すると毛髪の表面が傷む。表面が傷むと艶が減るだけでなく、毛髪内部のたんぱく質や脂肪、メラニン色素などが流れ出る。
空洞化した毛髪内部は光を乱反射し、さらに輝き減る悪循環となる。
髪の艶 取り戻し方のアドバイス
ここから大事です。「でも髪の状態に合った適切なケアをすれば、老化を緩やかにできるし、艶を取り戻すことも可能。艶を出すスタイリング剤を上手く使えばより効果的」と鈴木さん。
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「まずは毎日の洗髪と乾かし方を見直してください。」38~40度の湯で頭皮までしっかりぬらす。シャンプー剤はお湯を使ってしっかり泡立て、髪の中に指を入れ、もみ込むように頭皮をつかんで洗った後、十分にすすぐ。
こすらず洗髪 根元からドライヤー
ポイントは、髪をこすらないこと。「髪はぬれた状態が最もダメージを受けやすい。摩擦すると髪の表面がはがれ落ち、ますます艶が失われます」という。
洗髪後はドライヤーですぐに乾かす。毛根近くを頭皮から起こすように手を動かし根元に風邪を入れる。「艶が出るように髪の流れを整えるようにしっかり乾かし、最期は冷風で仕上げるのがお勧め」とアドバイス。
睡眠や栄養をたっぷり取るだけで髪はハリを取り戻すこともあるという。「髪の状態はその人の暮らしぶりを映し出す。お手入れは気持ちのゆとりがないと続かないけれど、積み重ねれば必ず結果がでます。シニア世代こそ髪に手を掛けて、若々しさを取り戻して」とエールをおくられています。
最期に
今回は髪の専門家の「髪の艶を取り戻す方法」を掲載しました。誰でもいくつになっても若々しくしていたいのは同じです。ちょっとしたことで情報を得て実行してみるのは気持ちも若々しくなれるのかもしれません。
今回は、こすらず洗髪と根元からドライヤ―を実行して髪の艶の取り戻しに挑戦してみたいと思っています。