自動車運転免許の更新を行いましたが、色々考えさせられましたのでご紹介します。
なかなか進まない田舎の公共交通網
都市部の交通機関は、地下鉄や電車、バスなどの待ち時間がほぼ少なく目的地に近い場所で乗降ができて、すばらしい交通システムが整備されていてうらやましいかぎりです。
それに比べて田舎の公共交通機関は、バスのみでタクシーはいるものの年金暮らしの高齢者にはなかなか利用しがたい交通手段です。バスはと言うと、2時間に1本程度で買い物や病院などには半日、1日かけての外出になります。とても不便な現状です。
行政も何とかこのような不便を解消しなければと、乗り合いバスや乗り合いタクシーなどの実証試験を行っていますが実施までいたらないのが現状です。
そういうことから、田舎の交通手段は自家用車が主流で、特にシニアの生活の交通手段に運転免許は無くてはならないアイテムの一つですね。
ただ、今の国内の交通事故の発生状況を見ると高齢者が運転する車の事故が多く、高齢者の運転免許返納を促す世の中に進んでいます。更新時に認知症の症状があれば即運転免許取り消しの扱いになります。いつかは、車に乗れない日がくるんだととても寂しい気持ちになりました。
私の運転免許履歴
自動二輪免許:昭和50年1月10日
普通車免許 :昭和52年3月18日
最初の自動二輪免許からすると44年間連続して運転免許を取得していたことになります。自動二輪免許取得後は、ホンダのCBR500に乗っていましたが、普通車の免許を取ったら自動二輪車には乗らなかったすね。今乗ってみたいと全く思わないですね。私の場合、自家用車がとっても安心した交通手段です。
普通免許を取ってからは、軽自動車や普通車等色々と乗り換えました。今は普通車を利用していますが、幸いに大きな事故もなく、違反もなく途中免停や免許取り消しの経歴はありません。
私の運転免許の将来
このままゴールド運転免許であれば、次回5年後の免許更新の講習が最後の30分講習になります。その後は、高齢者講習となり75歳を過ぎると実車指導や個別指導などで3時間の講習になります。今回の運転免許更新講習で改めて認識しました。
田舎では、必須の運転免許です。何とか健康管理に注意して認知症にならないで、家族が安心して見ていられるような車の運転を出来るだけ長く続けたいものです。
また、日常使用する車も安全システム(急発進防止・人を感知すると停止など)の装備を行うなどハード面の整備も必要ですね。どうしても高齢になると動作が緩慢になったり誤った操作がみられるようになるのは自然でしょうから、このようなアイテムも準備したいと思っています。
都市部の皆さんは、あんまり関係ないと思いますが田舎でお暮らしの方は、今から自分の運転免許の将来について考えていれば何かあった時にパニックにならないかもですね。