シニアのためのお役立ちアイテム

シニアの方の多い悩み解決ブログです。いつまでも若々しく楽しい生活ができるような情報を発信していきます。

沢尻エリカもびっくり?とんでもない田舎で覚醒剤600キロ押収!!

この記事をシェアする


12月12日、熊本県の天草市の魚貫町・魚貫港に接岸していた船から覚醒剤600キロ・末端価格にして360億円を、福岡県警や警視庁、熊本県警、海上保安庁、税関などの合同捜査本部が押収したそうです。

 

また、覚醒剤取り締まり法違反の疑いで、日本人や台湾籍の男女10人と、少年1人の計11人が逮捕された。

 

今や世の中では、芸能人の覚醒剤所持・使用など毎日のようにマスコミで報道されていますね。新しいのでは、女優の沢尻エリカ被告が、合成麻薬MDMAなど所持で起訴され裁判中は皆さんご存知のとおりです。

 

そんな、沢尻エリカもビックリ?するようような事件が、とんでもないのどかな港町であったのです。

 

 

事件の場所:天草市の魚貫町・魚貫港はどこ?

天草市は、熊本県天草地方の市で、熊本県下では、熊本市、八代市に次ぐ3番目に人口を擁する。天草市の魚貫町は、世帯数約476世帯で人口881人の小さな町です。

 

熊本市内から、車で2時間37分程度かかり、熊本市内からは遠隔地になりますね。

 

産業は、農業・漁業で大正時代まで炭鉱も盛んであったところです。こんな、のでかな港に捜査員が殺到し、住民もビックリですね。

 

  

事件に地元の人がビックリ

魚貫港のある区長さんは、「1989年に近くの海岸から中国人約170人が密入国した以来の大事件。まさか、こんなことが再び起きるとは」驚かれていたそうです。こんなのどかな港に再びの大事件なんて、偶然なんでしょうか。それとも狙われた港なのでしょうか?

 

f:id:sinia-yakudati:20191213211619j:plain

事件の内容:船から覚醒剤600キロを合同捜査本部が押収

合同捜査本部(福岡県警や警視庁、熊本県警、海上保安庁、税関など)は、覚醒剤の密輸計画の情報から、天草市周辺の海域や沿岸部を警戒していた。

 

しかし、その不審船は沖合でエンジントラブルを起こして、捜査の網から漏れつつあった。

 

ところが、11日の午前10時ごろ、ここ魚貫崎の約20キロ沖合に停泊している不審な船を、地元の遊漁船が発見した。

 

不審船の船上で色の黒いニット帽をかぶった漁師姿の男ら3人が、手を振ったり手招きしたりしたため、発見した遊漁船は「助けを求めていると思い救助に向かった。」と遊漁船の船長。

 

すると不審船のジャージ姿の20代くらいの男が「釣りに来たが、燃料がなくなり困っている」と日本語で話しかけてきたそうです。

 

不審船が船の中からロープを取り出してきたので、船を魚貫港までけん引し、午後0時30分ごろ着岸したと言う。その後通報を受けた牛深署のパトカー2台が駆け付けた。

 

遊漁船の船長は、「人命救助のつもりで船を魚貫港までけん引したのに、まさか覚醒剤を密輸していたなんて」と憤る。遊漁船の船長も助けた船が、まさかの違法薬物の密輸船だったとは複雑な気持ちでしょうね。

 

この後捜査員が続々とのどかな港に集結!同日午後3時すぎに、福岡・熊本・宮崎・鹿児島ナンバーの捜査車両が詰めかけ、100人ほどの捜査員が船を取り囲んだそうです。

 

近くで見ていた女性事務員さんは、岸壁に敷かれたブルーシートの上に、白いものが入った袋がいくつも並べられた様子を見て、「これが全部覚醒剤かと思うと、背筋がぞっとする」と思われたそうです。そうですよね、違法薬物の恐ろしさはTVや新聞などでよく報道され、ほとんどの人に恐ろしい・怖い物という認識が伝わっていますね。また、こんなのどかなところにこんな物がと思われたんですね。

 

捜査関係者によると、国際的な密輸組織が関わり、覚醒剤を台湾ルートで海外から密輸し、船を使って海上で受け渡しをする「瀬取り」と呼ばれる手法を使ったと見ているそうです。

 

瀬取りとは・・・

船舶に積んだ違法薬物などを沖合の海上に浮具を付け落とし、別の船が拾い上げて取引する密輸の手口。捜査当局に発見され可能性が低く、警戒の厳しい空港や港湾に直接密輸する方法よりも発覚のリスクが少ないとされている。荷揚げの際は、監視が手薄な場所が狙われることが多いという。

 

最近は荷物の正確な位置を把握するため、衛星利用測位システム(GPS)を使うなどハイテク化進んでいる。

 

類似事件

警視庁などが、今年の6月に静岡県南伊豆町の海岸で過去最大の約1トン・末端価格約600億円が押収された。

 

最後に

TVや新聞ではよく見たり、聞いたりする違法薬物ですが、やっぱり日本は島国なので海からの密輸ルートはよく使われているんだと思いました。また、その密輸する場所も捜査の目が届きにくい田舎の海岸や港がターゲットになるのでしょう。

 

今回の事件も、ひよっとすると氷山の一角かもしれません。警察・その他の関係当局は今一度水際の取り締まりをしっかりやってもらいたいですね。私たち地域住民も、何かおかしいことに気づいたら警察などへの情報提供を行ないましょう。そして、違法薬物の根絶に少しでもつなげましょう。